新里(にっさと)ねぎ
栃木県

  • GI産品

希少な伝統野菜「新里ねぎ」

「新里ねぎ」は、栃木県宇都宮市新里町で江戸時代から自家採種栽培されてきた在来種の曲がりねぎです。

柔らかく、甘みが強く、青葉も美味しく、生で食べても辛味が少ないのが特徴です。

在来種の新里ねぎは成長時期が遅く、11月から葉が青々として成長が加速し12月の末頃まで成長します。

これも、長年この地の栽培で培われた在来種の特徴と考えられており、食したときの柔らかさをもたらす要因と言われています。

一般的な一本ねぎと違って、軟白部(なんぱくぶ)が弓形に曲がり、葉の付け根の重なり段が狭く、また緩く重なっています。葉は柔らかく折れやすく、うろ(葉の中の透明なぬるぬる部分)が豊富です。

新里ねぎは、平成29年(2017年)5月26日に地理的表示(GI)保護制度に登録されました。

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