行方かんしょ
茨城県
- GI産品
さつまいも王国の至宝
「行方かんしょ」は、糖度が高く、甘みが強い青果用かんしょです。
生産地の霞ヶ浦及び北浦周辺は茨城県の南東部に位置し、比較的温暖な気候と水はけの良い土壌で、かんしょ栽培に適した自然条件を備えています。
行方かんしょは、他産地と比べて糖化し、甘味に変化するデンプン含量が多いこと、さらにキュアリング処理(※)、長期定温保存することから糖度が高く、甘みが強い良食味が特長です。
食味の良さに加え、通年で実需者からの要望に対し、迅速な対応ができる「品種リレー出荷体制」の構築により、京浜市場のみならず関西等他地域の市場関係者からもその品質と供給体制が評価されています。
「年間を通して焼き芋を販売するなら、行方かんしょ」といわれるほどに引き合いが強く、東京市場における出荷場単位では取扱量第1位です。
行方かんしょは、令和5年(2023年)3月31日に地理的表示(GI)保護制度に登録されました。
※土付きのサツマイモを約35℃・湿度100%の室内に約1週間置き、その後、一気に12℃まで温度を下げ、湿度80%で保存する貯蔵法のこと。
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